【調査結果概要】 (1) 92%のお母さんが「普段から疲れを感じる」と回答 (2) 心身共に疲労しているお母さんは過去最高の7割に (3) 肉体的疲労の主な原因は「仕事」が3割、最も疲れを感じやすいのは「首や肩のコリ」 (4) 精神的疲労の主な原因は「人間関係」 (5) コロナ禍による疲労感の変化は精神的な面で強く出る結果に (6) 解消法には1位「好きなものを食べる」、2位は「睡眠をとる」 (7) 母の日のプレゼントとして欲しい疲労解消グッズNo.1は今年も「安眠グッズ」 |
【調査結果の詳細】
(1) 92%のお母さんが「普段から疲れを感じる」と回答
「あなたは普段疲れを感じていますか?」の質問に対し、「とても疲れを感じる」(37.9%)、「疲れを感じる」(54.5%)、「あまり疲れを感じない」(7.4%)、「全く疲れを感じない」(0.2%)という結果でした。「とても疲れを感じる」と「疲れを感じる」を合わせると92.4%となり、昨年調査に比べて1ポイントアップしています。「とても疲れを感じる」だけを昨年調査と比較すると4ポイントアップしました。なお、第1回目の調査以来、疲れを感じていると回答したお母さんは毎回9割を超えています。
年代別、職業別、仕事のスタイル別に、疲れの程度の割合を下記3つのグラフで示しています。「とても疲れを感じる」の割合が多いグループに注目すると、年代別では、若い世代ほど疲れが強く20~40代では4割を超えています。職業別では「会社員」や「公務員」で5割を超え、仕事のスタイル別では「立ち仕事」の人が最も多い結果になりました。
(2) 心身共に疲労しているお母さんは過去最高の7割に
「その疲れは肉体的疲労ですか?精神的疲労ですか?」の質問に対し、「肉体的・精神的疲労どちらも」と回答した人が70.9%で、この結果は過去最大の割合となり、昨年からは10ポイント以上も増えました。心身ともに疲労している人が増加傾向であることがわかります。「肉体的疲労」のみは20.6%、「精神的疲労」のみが7.9%です。
(3) 肉体的疲労の主な原因は「仕事」が3割、最も疲れを感じやすいのは「首や肩のコリ」
「肉体的疲労(「肉体的・精神的疲労どちらも」も含む)」を選択した回答者に「主な原因は何ですか?」と質問したところ、1位「仕事」(31.7%)、2位「家事」(22.4%)、3位「加齢」(20.3%)、4位「育児」(16.8%)という結果になりました。
「体のどの部分にどのような疲れ・痛みを感じていますか?(複数選択可)」と質問したところ、1位「首や肩のコリ」(77.3%)、2位「目の疲れ」(54.9%)、3位「腰痛」(53.6%)となりました。「首や肩のコリ」は第1回目の調査から毎回1位になっています。
(4) 精神的疲労の主な原因は「人間関係」
「精神的疲労(「肉体的・精神的疲労どちらも」も含む)」を選択した回答者に「主な原因は何ですか?」と質問した結果、1位「人間関係」(34.9%)、2位「仕事」(22.5%)、3位「育児」(19.4%)となりました。「その他」を選択した人の自由記述回答には「新型コロナウイルス」に関わるコメントが複数見受けられました。また、「人間関係」と回答した人に、「誰との人間関係に疲れていますか?(複数選択可)」の回答を求めたところ、多かった順に1位「夫」、2位「同僚」、3位「子ども」という結果になりました。
Q.誰との人間関係に疲れていますか?(複数選択可) トップ5
1位:夫 45.1% |
2位:同僚 26.8% |
3位:子ども 25.7% |
4位:姑 21.0% |
5位上司 19.7% |
(5) コロナ禍による疲労感の変化は精神的な面で強く出る結果に
「昨今の長引くコロナ禍で疲労感に変化はありますか?」の質問に対し、肉体的な疲労感については「とても強くなった」が10.4%、「強くなった」が38.3%でした。精神的な疲労感では「とても強くなった」が19.3%、「強くなった」が47.4%と、6割を超える人が精神的な疲れが強く出ていることがわかります。
(6) 解消法には1位「好きなものを食べる」、2位は「睡眠をとる」
「あなたの疲労解消法は何ですか?(複数選択可)」の質問に対して、1位「好きなものを食べる」(61.4%)、2位「睡眠をとる」(56.1%)、3位「1人(プライベート)の時間を過ごす」(44.5%)となりました。TOP3は前回同じ順位で大きな変化はありませんでした。
(7) 母の日のプレゼントとして欲しい疲労解消グッズNo.1は今年も「安眠グッズ」
「母の日のプレゼントとして「疲労解消グッズ」をもらえるとしたら、どんなものが欲しいですか?(複数選択可)」という質問には、1位「安眠グッズ(枕・マットレスなど)」(43.6%)、2位「マッサージチェア」(37.0%)、3位「フットマッサージャー」(32.0%)という結果になり、TOP3は昨年と同じ順位となりました。
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