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【調査報告】入浴日数が多いほどよく眠れてミスをしにくい

お風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエ株式会社が提供する健康とお風呂の診断サービス「お風呂診断」のなかで、医療従事者・福祉業界で働く757名の回答を分析。

医療従事者・福祉業界の入浴と仕事に関する調査結果

<調査結果ハイライト>
1. 平日の入浴日数が多いほど、ストレスや不安を感じにくい
2. 平日の入浴日数が多いほど、仕事でもミスをしにくい
3. 平日の入浴日数が多いほど、よく眠れている
4. よく眠れている人ほど、仕事へのやりがいを感じている

1. 平日の入浴日数が多いほど、ストレスや不安を感じにくい
平日の入浴日数(湯船に浸かる回数)と、ストレスや仕事の状態、睡眠状態を分析しました。
Q.『平日は週に何日、お湯に浸かりますか?』
もっとも多い回答は「5日」で44,25%、次点が「浸からない」で21,8%、「3日」が10,57%、「4日」が10,04%、「2日」が7,93%、「1日」が5,42%でした。

1.平日の入浴日数が多いほど、ストレスや不安を感じにくい
Q.『常にストレスがありますか?』
平日5日間の湯船に浸かる回数とストレス度を分析した結果、浸からないと回答した人は、浸かる回数が多い人に比べ、強いストレスを感じていることがわかりました。
平日4日湯船に浸かる人はストレスを感じるという回答は81.58%に対し、浸からない人は92,73% と、11.15ポイントアップしています。

Q.『不安な気分になることはよくありますか?』
平日5日湯船に浸かる人は不安な気分になることがあるという回答は77,02%に対し、平日1日程度しか浸からない人は85,37%と、8,35ポイントアップしています。

2.平日の入浴日数が多いほど、仕事でもミスをしにくい
平日5日間の湯船に浸かる回数と思考力や集中力について分析した結果、浸かる回数が多い人にのほうが、思考力や集中力の低下を感じていないことがわかりました。

Q.『思考力や集中力の低下を感じることはありますか?』
平日5日湯船に浸かる人は低下を感じるという回答は73,44%に対し、浸からない人は80,61%と、7,17ポイントアップしています。

Q.『最近、仕事のミスが増えていますか?』
平日5日湯船に浸かる人は仕事のミスが増えたという回答は33,43%に対し、浸からない人は41,82%と、8,39ポイントアップしています。

3.平日の入浴日数が多いほど、よく眠れている
平日5日間の湯船に浸かる回数と睡眠について分析した結果、湯船に浸かる回数が多い人の方が、よく眠れていることがわかりました。

Q.『毎日よく眠れていますか?』
平日5日湯船に浸かる人は眠れているという回答が75,23%に対し、平日1日程度しか浸からない人は58,54%と16,69ポイントアップしています。

4.よく眠れている人ほど、仕事にやりがいを感じている
睡眠の状態と仕事のやりがいについて分析調査をしました。

Q.『仕事にやりがいを感じていますか?』
「かなり感じる」が15,46%、「やや感じる」が50,73%、「あまり感じない」27,74%、「全く感じない」6,08%でした。

 

Q,『毎日よく眠れていますか?』の質問に「よく眠れている」と回答した人は、
Q.『仕事にやりがいを感じますか?』の質問に、「かなり感じる・やや感じる」と答えた人は69,16%でした。

Q,『毎日よく眠れていますか?』の質問に「毎日あまり寝れていない」と回答した人は、
Q.『仕事にやりがいを感じますか?』の質問に、「かなり感じる・やや感じる」と答えた人は57,5%で、11,66ポイントの差がありました。

 

  • 総括

本調査の結果から、平日の湯船に浸かる回数が多い人ほど精神面が安定しており、睡眠の質が高いことがわかりました。
ミスの回数や思考力の低下を感じる割合も低いことから、仕事の生産性が向上していることが読み取れます。
よく眠れている人は、仕事にやりがいを感じていることがわかりました。
また、湯船に浸かる回数が多い人と少ない人では、睡眠の質には特に大きな差が出ているのは注目すべき点です。

睡眠の質の低下は、仕事の生産性だけでなくやりがいも下げてしまいます。この状態が続けば、従業員のモチベーションが低下し、パフォーマンスや業績が予想され、大きなミスを起こしてしまうことも予想されます。
良質な睡眠がとれるようサポートする環境づくりが必要です。

【調査概要】

調査実施:バスリエ株式会社
調査対象:医療・福祉業界で働く男女757名
調査方法:バスリエ株式会社は提供するオンラン診断サービス「お風呂診断」によるもの
調査地域:日本全国

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