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【認知機能の健康】味の素アプリ「100年健脳手」を公開

味の素株式会社は、(国研)国立長寿医療研究センター(理事長:荒井秀典 所在地:愛知県大府市)との共同研究の成果に日本人の食事摂取基準、各種論文等の情報を応用し、認知機能の維持に役立つ情報を提供するスマートフォン用アプリ「100年健脳手帳™」を開発、公開。
「100年健脳手帳™」は、ユーザーの食事、運動、睡眠データを分析し、その内容に応じてカスタマイズされた、認知機能を維持するために役立つ生活習慣のアドバイスやレシピ提案を行うアプリである。

 

以下、味の素株式会社より。

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 高齢化が進展する日本国内において、2030年には医療対象の認知機能が低下している方は800万人以上にのぼると推計されています※1。また、認知機能低下に伴う医療費や介護費等のコストは2020年時点で17兆円と算出されており※2、認知症は解決すべき喫緊の健康課題となっています。このことから、認知機能に焦点を当てたサービスの市場も増加傾向にあり、健康志向が高い45歳~64歳の中年層を中心とした潜在顧客の伸長が見込まれています(味の素株式会社調べ)。

また近年では、認知機能の低下と生活習慣との関連についての研究結果が報告されており※3、若いころから食事、運動、睡眠などの生活習慣を整える重要性に注目が集まっています。食事の栄養素と認知機能の関係についての研究も進み、一例として、日々のたんぱく質の摂取は認知機能の維持の観点からも重要であることが示唆されています(味の素株式会社調べ)。

こうした背景の下、スマートフォン用アプリ「100年健脳手帳™」を開発されました。
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本アプリは(国研)国立長寿医療研究センターとの認知機能に関する共同研究の成果を活用したもので、食事、運動、睡眠を指標としたユーザーのデータを、当社独自のアルゴリズムで解析・評価し、現在の状態を基に、将来予想される認知機能の状態を可視化。
それにより、ユーザーの状態にあったアドバイス、認知機能の維持に必要な栄養素が摂取できるレシピを当社コーポレートキャラクターの「アジパンダ®」が提案するとのこと。

コアターゲット:45歳~64歳

※1)出典:日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究
(平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業)
※2)出典:わが国における認知症の経済的影響に関する研究
(平成26年度厚生労働科学研究費補助金(認知症対策総合研究事業))
※3)出典:Livingston G, et al., Lancet, 2017,16; 390(10113): 2673-2734

【「100年健脳手帳TM」アプリ 概要】
(1)提供価値:食事、運動、睡眠の3つの生活習慣を認知機能の観点でスコア
化し、 改善を促すことで、認知機能の維持をサポート
(2)機  能:食事のデータ(画像で入力、テキスト入力)、運動、
睡眠のデータ(スマートフォンとの自動連係)を将来の認知機能
の観点から分析し、アドバイス・コメントの提供やおススメ食
材を用いたレシピの提案を行う。
(3)価  格:ダウンロード、利用共に無料
(4)提供地域:日本国内
(5)提供形態(OS)   :iOS(android版は21年秋公開予定)
(6)ダウンロードURL:QRコードから参照
(7)サービス紹介HPのURL:https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/rd/brainhealth

【参考】
■国立長寿医療研究センター概要
(1)名  称:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター
(2)所 在 地 :愛知県大府市森岡町7-430
(3)設立時期:2004年3月(国立長寿医療センター開設)
(4)代 表 者 :理事長 荒井 秀典
(5)業務内容:加齢に伴う疾患の調査、研究、技術の開発、医療の提供、技術研修
(6)ホームページURL:https://www.ncgg.go.jp/index.html

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