ひだまり(JCSP日本睡眠改善カウンセリング東京江戸川店)で、睡眠改善指導を行われている、看護師、スリープカウンセラー、ベビーマッサージ講師である、松浦志野氏をお迎えし、当社SleepLIVE(株)代表小林麻利子とスペシャル対談を行いました。
Profile 松浦志野 ひだまり by SleepLIVE(東京江戸川) SLC認定スリープカウンセラー、看護師・ベビーマッサージ講師 看護師として三次救急の病院や訪問看護で多くの疾患と命に関わる現場を経験。自身の不規則な生活や睡眠不足を克服した経験から、睡眠に悩む方を助けたいという思いで活動中。睡眠のWEB連載も行う。一児の母。 |
|睡眠改善のカウンセリングを行う行うことになったきっかけ
こんにちは!しのさん、今日はどうぞよろしくお願いいたします。しのさんは、当社でも看護師として活動いただいておりますが、しのさんは、東京都江戸川区のベビーマッサージのお店を展開されていらっしゃいましたね。睡眠と健康のプロフェッショナルでいらっしゃいます、しのさんですが、今回なぜ睡眠改善カウンセリングSleepLIVEの導入を決められたのですか?
どうぞよろしくお願いいたします!導入の決め手は、自分自身が睡眠に悩んでいたことから始まります。小さな物音でも起きてしまう、中途覚醒が多くその後眠れない、寝起きがスッキリしない、神経質や完璧主義すぎるが故に常に考え事で頭がいっぱい、人の目が気になるといったことでいつも寝不足を感じていました。私自身も病院に行くほど深刻とも思っていなかったけれど、なんとかしたいとずっと思っていました。
───しっかり眠ることがこんなにも世界を変えてくれることに気が付いた。
実際に私もマンツーマンでカウンセリングをしていただいたことで、1人では考えることができなかった対策を一緒に考えていただき、それを実際に行動にうつしたことで、ひとつひとつ着実に解決でき、日々の小さなことに幸せを感じられるようになったり、周りへの感謝をすることができるようになりました。
しっかり眠ることがこんなにも世界を変えてくれることに気がつきました。眠ることって当たり前に誰もがやることなのに、特に日本人は疎かにしがちですが、私自身も同じような悩みがあったからこそ多くの悩む方たちのお役に立ちたいと感じました。そして、日本全体がもっと眠れる環境を作ることで社会全体が変わるのではないかと考え、導入いたしました。
|日本の睡眠課題について
しのさん自身の経験から、「多くの悩む人たちの役に立ちたい」と考えて、現在活動されていらっしゃるのですね。ちなみに、お店にいらっしゃる方は、睡眠にお悩みの方は多いですか?どんな方がいらっしゃいますか?
私が一児の母であり、ベビーマッサージ講師もしていることから、お子様の睡眠課題を抱えて来られる方が多いです。お子様の夜泣きや寝ぐずり、中途覚醒といったことから、お子様の睡眠に悩んでいるだけでなく、実はママ自身が眠れていないということが本来のお悩みになっているかと思います。男性のお客様も普段お仕事で頑張られている分、常に緊張状態やリラックス不足の方も多いですね。
───子供の夜泣き、早朝覚醒、寝付きの悪さに課題を持つ方が多い。
私にも小さい子供がおりますが、女性は妊娠中から産後なかなか眠れずに悩んでいる方は多いですよね。具体的に、どんなお悩みが多いですか?
ママさんですと、お子様の夜泣き、寝ぐずり、中途覚醒、分離不安、抱っこでしか寝ない。ご年配の方では、早朝覚醒、寝つきの悪さ。お仕事を頑張られている方は、寝つきが悪い、朝スッキリ起きられない、人間関係の悩み、休みの日はお昼まで寝ている、といったことが多いですね。
───ママこそまずは、睡眠を立て直してほしい。
しのさんも一児のママとのことで、ママ目線で、しのさんは日本の睡眠課題についてどう思われますか?
ママさんたちはいつも寝不足です。それは子どもがいつ泣くかといった緊張感やちょっとした子どもの声や息遣い、動きに敏感に反応してしまいます。子どもが生まれる前に比べて睡眠状況は子どもによって左右されると言っても過言ではないと思います。たとえ離れていてもいつでも子どものことを心配しています。これは母の本能でもあると思うので仕方がないかもしれませんが、ママこそまずは自分の睡眠を立て直していただきたいですね!
───睡眠改善はお子さんの人生にとっての大事なプレゼント
ママ自身が睡眠に対する知識があることで、お子様の睡眠課題についても考えることができ、それはお子様の成長においても大事なことだと思います。健康、学力、記憶力や想像力、気持ちの安定などお子さんの人生にとっても大事なプレゼントです。ママ自身もよく眠れることで笑顔が増えて、お子様に理不尽なイライラを抱えなくなったり、何よりも自分自身の毎朝スッキリと起きてハツラツとできたら幸せだなと感じます。
|看護師時代の睡眠状態
しのさんはもともと看護師でしたね。看護師時代の睡眠状態はどうでしたか?
「最悪」の一言につきます。とにかく分刻みのスケジュールに追われ、残業も毎日、二交代の夜勤も週1回ありました。また、遅出や早出出勤もあり、不規則でした。仕事が終わって帰ってきてもナースコールやモニターのアラーム音がずっと頭の中で鳴り響き、夢の中まで仕事をしていて、ガバッと飛び起きて汗だくなんてことも・・・。
中途覚醒、早朝覚醒、寝落ちといった課題も。一見寝つきは良いように思っていましたが、あれはただの気絶でした。
睡眠負債を抱えていたことで、食欲の乱れ(夜勤明けは無限の食欲でファストフードなどが食べたくて仕方ない、日勤終わりは食べるよりも寝たい)といったことや小さなことにもイライラしていたし、心も体もボロボロでした。
───心も体もボロボロだった。
ストレスが溜まりすぎて、同期や友人からも心配されるくらい激痩せしました。社会人になりたての頃なので、実年齢は若かったはずなのに、見た目は疲れ切っていました。健康を守る立場の人間がこれではダメだと感じたこと、化粧品に高いお金をかけなくてももっと内側からきれいになりたい、もっと笑いたいと思ったのが生活習慣を見直すきっかけでした。
こんなにボロボロだった私も対策をしたことで、世界が変わるくらい心も体も変化したことに私自身が1番びっくりしました。
|働く人の睡眠課題について
大変なご経験をされて本当にお辛かったと思います。でも、この経験があったから、ひとりひとりの生活や心に真摯に向き合ってカウンセリングをされていらっしゃるのですね。看護師さんも大変な職種だと思いますが、日本にはたくさんの働く人がいますね。以前よりも、休暇が取りやすくなったとか、働きやすくなったと感じる方もいる反面、まだまだ変わらず、苦しくおひとりでお悩みの方も多いと感じます。しのさんは、働く方の、睡眠課題についてどう思われますか?
みなさんとても毎日本当によく頑張られて働いていると感じます。それは物価上昇の波だったり、子育てにもお金がかかったり、頑張らざるを得ない状況であることもあると思います。ただ、散々働き方改革など言われてきていても結局は目の前の仕事が多く、残業が多かったり、睡眠時間を削ってまでお仕事されていたり、休日出勤されていたり。在宅ワークなども広がっていることから、オンオフの切り替えもうまくできておらず、常に頭の中では考えていることもいっぱいで、しっかりとリラックスする時間を取れていない状況も考えられます。
───日本人の習性「我慢することが当たり前」
また、日本人の習性ともいえますが、「周りが帰っていないのに、自分だけ帰りづらい」「NOといえない」「我慢することが当たり前」という固定概念もあるかと思います。ですが、睡眠課題を克服することで仕事のパフォーマンスも上がり、成果も上がる、効率もよくなる、アイデアが浮かぶというのは私自身も経験しています。看護師の立場からも、もう少しご自身を大切にしてもらいたい!健康あってのお仕事!と声を大にして言いたいです!
|最後のメッセージ
しのさんのおっしゃる通りだと強く感じました。しのさん、最後に皆さんにメッセージをお願いします。
睡眠やメンタル、なんとなくの不調は自分1人ではなかなか改善が難しいものです。それは今までの習性を変えることの難しさだったり、すぐに成果が出てくるものではないことからです。そしてなんとなく我慢しなければならないといった状況から脱出するためには、私があなたと二人三脚で克服に繋げます。悩んでいることをそのままにせず、毎日が幸せと感じるような、お仕事や育児が楽しいと思えるように睡眠、メンタル、運動、食事、リラックス方法など様々な面からサポートいたします!看護師×ベビーマッサージ講師の睡眠のプロは松浦だけです!
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