概要

住友電工知財テクノセンター株式会社 や京都高度技術研究所らの2021年発表の研究。現状の睡眠ビジネスにおける課題の分析、及び今後期待されるサービスを予測することを目的。

現状の睡眠ビジネスにおける課題について、睡眠ビジネスに関する市場、睡眠ビジネスの全体像、睡眠ビジネスのプレイヤー、睡眠ビジネスの具体例を把握。

睡眠に影響を与える要因マップの作成後、調査および分析を実施。さらに新聞記事を中心とした市場調査、睡眠分野の論文確認、特許調査を行い，さらに中央官庁の関連する政策から課題を分析。

結果、睡眠の質の測定は向上してきているが、病院や介護施設等を対象とするB to Bのソリューションはすでに実用化されているものの、個人にフォーカスするB to Cのソリューションが不足していることが分かった。今後は，そのソリューションを加味したデバイスをパーソナルで使用できる睡眠ビジネスが普及すると考えられる、とされている。

論文

論文：坂本 泉, 開本 亮, 高石 静代, 近成 涼香、先端技術トピックにおける技術動向および技術動向予測－睡眠ビジネスの現状と今後期待されるもの－、情報の科学と技術 2021 年 71 巻 1 号 p. 36-42

研究室：住友電工知財テクノセンター株式会社、京都高度技術研究所（ASTEM）、ダイキン工業株式会社、小笠原特許事務

弊社メッセージ

弊社でもBtoCの事業を今後も推進していきます。